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【2021年最新】コロナ禍で成長する業界・アフターコロナ時代のキーワードとは?

2020年からパンデミックを起こしたコロナウィルスは、2021年も大きな影響を及ぼしました。

以前に比べて感染者数は減少していますが、日本でもオミクロン株という新たな変異ウィルスの感染者が発見されており、
まだまだ予断を許さない状況が続いています。

しかし様々な業界に影をおとしている反面、順調に業績を伸ばしている業界があります。

この記事ではコロナ禍でも注目されている業界の動向と、
終息後の業界を予測するにあたって注視すべき点を解説します。

こちらの記事を読んでいただくことで

  • 業績を伸ばしている業界を知り、今後の転職先の業界選定に役立てる
  • 今働いている業界が今後も安心して就業できるか検討できる
  • どんな会社に就業してもアフターコロナ時代で重要な事を知る事ができる

以上2点に役立てて頂ける内容になっております。

■目次
①コロナ禍がもたらした社会変化
②コロナ禍でも伸びている業界
③アフターコロナ時代のキーワード
④最後に

①コロナ禍がもたらした社会変化
コロナウイルスのまん延により、人々は公私を問わず外出の自粛を求められるようになりました。
こうした変化に伴い、「リモートワーク」「巣ごもり需要」「三密回避」といったキーワードがトレンド入りしています。

当たり前の日常が変わり、新しい生活様式や価値観が生まれました。

コロナ禍によってデジタル化が10年早まったと考察している方もおり、
現代人のニーズに合わせた、サービスや商品の開発にも力が入れられています。

当社のような地方中小企業においてもデジタル化が進んでおり、
グループ会社のファースト化成品工業では今までアナログで行っていた業務をデジタルに移行する作業を実施しております。

②コロナ禍でも伸びている業界
コロナ禍以前と比較し、人々の生活様式はガラリとその様相を変えました。
そのなかで伸びているのはどの業界についてみていきましょう。

■物流業界・倉庫業界
コロナ禍で業績が伸びた業界として、まず挙げられるのがEC(電子商取引)業界です。

経済産業省が2021年7月にまとめた「電子商取引に関する市場調査」によると、
物販系の市場規模(BtoC)は、2020年に前年より2兆1818億円増え、12兆2333億円となり、21.71%の伸び率を示しています。

旅行やチケット販売などサービス系は減少したものの、電子出版や動画配信などデジタル系の市場規模は14.9%も伸びています。

EC業界の市場規模は年々増加の一途をたどっていますが、
コロナ禍による「巣ごもり需要」が物販系、デジタル系の伸び率をさらに押し上げてます。

*¹出典:令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)

また、物販系のEC業界が急速に成長を遂げたことに伴い、
商品を顧客に届ける役割を担う倉庫業界と物流業界の伸びも目覚ましいものがあります。

「国土交通省のトラック輸送情報」が示している2021年3月の宅配便貨物の取り扱い個数は、
前年同月と比較し13%の伸びを見せており、その需要の高さを示しています。

また、ドライバーの有効求人倍率は、コロナ禍による不況のなかでも依然高いままです。

運送・倉庫事業を手掛けるグループ会社のファーストラインでの昨対比で売上を伸ばしており、
物流業界のニーズは引き続き伸びていくことが期待されています。

■エンタメ業界
外出による息抜きがしづらくなった一方で、
動画配信や音楽のサブスクリプションサービス、オンラインゲーム、電子書籍など自宅で楽しめるエンタメ業界の需要が高まっています。

特にゲームについては、個人や家族間での息抜きはもちろん、
オンライン上で他者とも交流できるため、コロナ禍で減った人とのコミュニケーションの手段としても注目されています。

■医療業界
コロナ禍がいつ終息するかは予測できず、
ワクチンが普及しても感染対策をする状況はしばらく続くと見られています。

ウイルスに感染しないためにも、マスクの着用や手洗い、うがいといった民間レベルでできることは継続する必要があります。

そのため、今後も医療や衛生用品の需要に増加はあっても減少はないでしょう。

③アフターコロナ時代のキーワード
コロナ禍の終焉後、社会はどのように変化していくのでしょうか。

これからどのような会社でも直面するキーワードについて知る事で、
就業先選定や就業後の業務で重要になってくる事柄について視野を広げておきましょう。

■デジタルトランスフォーメーション
簡単に言うと「デジタル技術によって社会やビジネスに変革をもたらす」ことを意味します。
DXと略語で呼ばれることが多い言葉です。

今後の社会では、産業や医療、教育分野などあらゆる分野でオンライン化と電子化が加速していくものと予想されます。

サービスのDX化・業務のDX化等、今までマンパワーで行ってきたものをデジタル化できるか
その変化に対応できるかどうかがアフターコロナ時代では重要になってきます。

■グリーン・エコロジー
地球環境への配慮ができているかどうかが今後重要になってきています。

IPCC(地球温暖化に関する研究を行っている国際的な機関)はこのまま地球温暖化が進めば、
2100年頃までには、地球の温度は、1.1~6.4℃上昇するといわれています。

また、海面については、18~59センチ上昇するといわれています。
温暖化が進むと、氷河の減少や、海面の上昇、異常気象などを引き起こし、また私達の健康にも大きな被害がおよぶ可能性があります。

未来に美しい地球を残すために、全世界で様々なグリーン・エコロジーに関する取り組みが盛んになってきています。

日本では2020年12月グリーン成長戦略を策定しており、
技術革新を通じて成長が期待されている事業に2兆円の補助金や税制による支援を行っています。

このことからグリーン・エコロジーに配慮している企業への国から支援が今後も期待でき、
逆に配慮していない企業については依然として厳しい状況が続くことを示唆しています。

■少子高齢化
日本は、人口に占める高齢者の割合が増加する「高齢化」と、
出生率の低下により若年者人口が減少する「少子化」が同時に進行する少子高齢化社会となっています。

約40年後までに、65歳以上人口は、ほぼ横ばいで推移する一方で、
20歳~64歳人口は、大幅に減少し、高齢化率は約10%程度上昇することが見込まれています。

年金などの社会保障への現役世代の負担が増大することも大きな問題となっています。
もし現状のまま推移すると、労働者の手取り所得は減少に転じるという厳しい予測もあり、
少子化を解消しなければ日本経済全体に大きな影響を与えるでしょう。

④最後に
今回の記事では、コロナ禍により伸びた業界とアフターコロナ時代のキーワードについて解説しましたが、
いかがでしょうか。

現状把握、未来予測を行う事で、どんな業界を選択するのか、
選択した先で考えなくてはいけないことについて考えるきっかけになれば幸いです。

当社では、北近畿に特化した人材派遣・人材紹介事業を展開しております。
今回伸びてきている業界として紹介した物流・倉庫業界についての求人を複数抱えております。

コロナ禍が原因で退職を余儀なくされ、仕事を探している方は、
ぜひ一度当社にお問合せください。

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